第I部 カオス基礎 第1章 Mathematicaについて 1.1 Mathematicaの歴史 1.2 Mathematicaの起動と終了 1.3 演算記号と数式 1.4 論理演算1.5 ヘルプ 1.6 パツケージ 第2章 カオス 2.1 はじめに 2.2 でたらめとカオス 2.3 初期値鋭敏性 2.4 カオスの歴史 2.5 リーとヨークの定理 第3章 フーリェ変換 3.1 フーリエ級数 3.2 有限フーリエ級数 3.3 連続フーリエ変換 3.4 例 第4章 数学的基礎 4.1 線形自由振動 4.2 位相空間 4.3 保存系と散逸系 4.4 周期点 4.4.1 不動点 4.4.2 周期点 4.5 関数族 4.5.1 2次関数族 4.5.2 分岐 4.6 分岐の型 第5章 ボアンカレ断面 5.1 ポアンカレー断面の構成5.2 ポアンカレー断面の例5.2.1 周期解5.2.2 準周期解5.2.3 周波数同期5.3 再帰写像5.4 アトラクタ 第6章 散逸系カオス 6.1 ロジスティック方程式 6.1.1 ロジスティック写像 6.2 差分方程式一微分方程式の離散化6.3 リアブノフ指数 6.3.1 ベルヌイシフト 6.4 位相空間 第7章 アトラクタ 7.1 アトラクタアトラクタの分類 7.2 散逸系アトラクタ 7.3 レスラーモデル 7.4 エノン写像 7.5 ローレンツモデル 7.6 ダフィング振動系と上田のカオス 7.7 Birkoff-Shawのカオスアトラクター 第8章 悪魔の階段 8.1 カントール集合 8.2 次元 8.3 準周期性と位相同期 8.4 円写像 8.5 悪魔の階段 8.6 馬蹄形写像 8.7 パイこね変換 8.8 ヘテロクリニックな軌道 8.9 エントロピー 8.10 アーノルドのあわれな猫 8.11 フローケの理論 8.12 間欠性カオス8.13 カオスヘのシナリオ 第9章 基礎編まとめ 9.1 時系列、位相平面、パワースペクトル9.2 ポアンカレー写像 9.3 リアブノフ指数 9.4 不変測度 9.5 エントロピー 9.6 標準写像 第II部 カオス応用 第10章 電気回路とカオス 10.1 RC回路 10.2 RLC回路 10.3 非線形電気回路 10.3.1 自励振動 10.3.2 上田のアトラクタ 10.4 ダイオード回路のカオス 10.4.1 Doub1escro11 10.5 p−njunction 10.6 Josephson接合 10.7 強誘電体のカオス 第11章 制御系カオス 11.1 制御システム 11.2 ディジタル制御システム 11.3 丸め誤差のカオス 11.4 OGY法 11.5 Pyragassの方法 11.6 線形フィードバック制御 11.7 非線形フィードバック制御 11.8 カオス通信 11.9 Hogg-Hubermanモデル 第12章 化学と生物におけるカオス 12.1 生物の個体数 12.2 神経モデルのパルス応答 12.3 カオスニューロンモデル 12.4 化学反応 12.5 時計反応と振動反応 カオスコレクション A.1 2次元写像のカオス A.2 自己相似図形